Mont-Saint-Michel and its Bay (France)

モン・サン・ミシェルとその湾 (フランス共和国)

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僕はよくデジャヴな感覚に出会うタイプです。

「あ、前にここにおったことある。」
とか
「あ、この雰囲気、体験したことある。」
という類いの現象ですね。

この場所でも結構鮮明なデジャヴの現象が起こった。
なぜか涙が出てしまう過去の体験がこの空間に身をおいた時に出現した。
人はどうしてこのデジャヴという体験ができるのだろうか。
やはり輪廻天性していて、同じ人生を繰り返しているからなのだろうか。
僕はいつもたまにそのことについて
ゆっくりと考えることがあって、
どちらかというと生まれ変わりというものを真剣に信じているタイプの人間です。

ただし、それは魂や霊などのスピリチュアルな感覚で信じているのではなく、
子孫を残すことで受け継がれていく遺伝子の中に
その情報が組み込まれて、
自分の子孫の体験と、今の自分の体験と
過去の自分との体験が似たような空間を経験する時して
その意識に触れられるタイミングが重なった時に初めて、
デジャヴという現象が起こる。

遺産等の壮大な景色と自分の感情との間に
ある種の別の空間の中で、デジャヴのような感覚を思い出して
そこに感情の色を再現しているような画家なので、
(風景画家というものは基本的にそういう感じなのかもしれないけれど)
いつもなるべくその場所の空気、温度、香り、実際の色等の
たくさんの情報を得られるようにしている。

モン・サン・ミッシェルでは
ほんのり悲しい雰囲気のデジャヴを体験したのだった。
その佇まいに圧倒的な感動を覚えたものである。

Art #0048
Mont-Saint-Michel and its Bay
○日本語名称:モン・サン・ミシェルとその湾
○特徴:湾に浮かぶ修道院と要塞の融合した建造物
○場所:ヨーロッパ フランス共和国
○登録基準:(i)(iii)(vi)
○登録年:1979 2007
○遺産分類:文化遺産
○概要:百年戦争の期間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしていた。モン・サン=ミシェルの入り口には今もイギリス軍が捨てていった大砲とその弾が残っている。
18世紀末のフランス革命時に修道院は廃止され1863年まで国の監獄として使用され、その後荒廃していたが、ヴィクトル・ユゴーの紹介がナポレオン3世を動かし、1865年に再び修道院として復元され、ミサが行われるようになった。19世紀には陸との間に堤防を造成して鉄道・道路ができ陸続きになり(鉄道は後に廃止)、フランス西部の有数の観光地となっている。 1979年にはユネスコの世界遺産に登録された。2006.8.5現在、3人の修道士が在住し、9人の修道女が近隣の町から通って運営に当たっている。
参照:wikipedia


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